Topics新着情報

グルテンフリーの選択 

前までの記事に書いた、グルテンフリー生活が必要な人

グルテンによってからだの不調を引き起こす病気
グルテン関連障害がある人↓
  1. 自己免疫系疾患:セリアック病
  2. 非自己免疫・非アレルギー系:非セリアック・グルテン過敏症
  3. アレルギー系:食物アレルギー
1〜3に当てはまる人は体の不調が改善される、体調は良くなると言えるのは…ちゃんと診察し検査されるのが前提です。

反対にグルテンフリーが向かない人っているのかな?
セリアック病でない人にとって、グルテンフリーは本当に良いものなのかな?
グルテンフリーのスイーツを作ってる私としては、とっても気になるところでした!
米国の研究チームが、グルテン摂取量と冠動脈疾患の関連を1986年〜2010年の間、観察・分析した論文を発表されてます。
セリアック病と診断された人は除外して、グルテン摂取量を5群に分けて、冠動脈疾患の発症率をみたものです。
グルテン摂取量が最も多い群で、10万人 /年で277人
グルテン摂取量が最も低い群で、10万人 /年で352人
の発症率という結果。
すでに分かっている冠動脈疾患のリスク(BMIや喫煙 血圧 脂質異常症など)を調整しても、グルテン摂取量と冠動脈疾患には統計学的な関連は見られないという結果
セリアック病でない人において、グルテンを摂る量を減らしても、冠動脈疾患のリスクは減らない。
と論文で結論づけて、発表されてます。

一方で、この研究では被験者の回答でグルテンの摂取源は、パン(全粒粉) パスタ、シリアル、パン(精白粉)
全粒穀物と精製穀物に分けられます。
過去のいくつかの研究で、全粒穀物が冠動脈疾患の発症リスクや、心血管死亡率を下げる事が明らかになってます。この研究でも統計学的な補正を行い分析した結果
グルテン摂取量が最も多い群は、最も低い群に比べて、冠動脈疾患発症リスクを15%下げることが分かりました

グルテンフリーは、本来有益で有るはずの全粒粉摂取量を下げてしまう事につながり、心血管リスクの観点からは推奨されないとしてます。

やみくもに、グルテンフリーにすれば良くなる!(☉。☉)
という思い込みは危険!なんだと思います。
グルテンフリーをする事によって、過剰摂取してた栄養が抑制されて、ちゃんと正常になれば良い事だと思います♪
グルテンフリーで摂る事ができなくなる、ちゃんと摂取しなければいけない栄養素を認識して、必ず補う事が大切です!

自分の体を知り、守るひとつのアイテムとして、あなたの体を守るグルテンフリーであって欲しいです。

私がグルテンフリースイーツを作るのは、色んなアレルギーや疾患があって、普通に食べられ無い人がいるのなら「みんなが食べれるようなスイーツを、作れば良いんだ♪」と思ったからなんです。

みんなで集まってなにかを食べる時に、誰かが食べれず我慢するなんて! そんなの悲し過ぎます!
みんなで食べれるって、本当に幸せだと思うんです♪
みんなが自然と笑顔になれて、楽しい時間になって欲しい!そう願ってます♪


天使のスイーツが、グルテンフリーって
そういう事なんです (◍•ᴗ•◍)